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第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-017

259 :懐かし漫画板・野球総合板 合同企画 3/10:2005/04/11(月) 21:56:49 ID:PR8iZctS
【春のセンバツ記念 高校野球漫画シリーズ】 *・゜★・*。.:・゜☆.。.*・゜★・*。.:・゜☆.。.
「甲子園の空に笑え!」川原泉 「花とゆめ」連載 単行本1巻・文庫1巻 白泉社

女性の新任生物教師・広岡真理子が、九州の片田舎にある「豆の木学園」野球部を
率いて、夏の甲子園で大活躍するストーリー。部員は9人の弱小野球部で、県大会
では常に一回戦負け、甲子園なんてとてもとても‥となると、よくあるパターンに
思えるが、川原泉という奇才の描く作品であるだけに、スポ根ものにありがちな
汗臭さは全く見られない。広岡監督のノックで鍛えた守備と運の良さだけで、夏の
甲子園を勝ち上がっていく。当然ながら随所に出来杉な点はあるが、暑苦しい
出来杉ではなく、シュールでクールな出来杉と言っていいだろうか。良作ばかりの
川原泉ものの中でも、特に推せる作品。
夏の甲子園に出場するには、地方大会で優勝が必要である。地方大会は各都道
府県の高校野球連盟が主催する。この時、なるべくレベルの高い学校が甲子園に
進めるよう強豪校をシードするのが常である。正直、これって高校野球の目的や
方向性からいくと変なことは言わずもがな。教育の一環である以上、差別イクナイ。
作中、豆の木学園のある県の高野連はシード制を廃止し、結果豆の木学園が
甲子園に進むのだが、シード制廃止に至る高野連運営委での議論のシーンは
この作品のキモのひとつなので、是非実際に読んでみてもらいたい。オナテク板
フグタ氏ではないが、力技もいいところである。その力技への感動が「ボツリヌス菌
のよーに」広がるのは、作品中の高野連諸氏だけではないはずだ。

260 :懐かし漫画板・野球総合板 合同企画 4/10:2005/04/11(月) 21:57:12 ID:PR8iZctS
高校野球のレベルは年々上がっており、応援する方も力が入る。しかし、出場する
野球部員はもとより、甲子園のアルプス席を埋める応援団も、カネかかるんですよね。
遠隔地の県ならなおさら。遠くから来たチームが初日の第一試合で敗退するケースが
ままあるが、あれは非常に切ない。また長くいるのもこれまた辛い。豆の木学園は
村民の善意の寄付で夏の甲子園の全日程を乗り切ったが、作品全体が一見破綻の
ない設定に見えて、ここだけは辛い点。それから、チームは九州からはるばる、
広岡監督の運転するスクールバスで甲子園を目指すのだが、広岡真理子は大型
免許を持っていたのだろうか?
応援といえば、吹奏楽部。ブラスバンドの腕の見せ所である。応援が有名な学校は
それだけで盛り上がる。応援を聞くのが楽しみで甲子園に足を運ぶ人も多い。
ところが豆の木学園にはブラスバンドがなく、代わりにオーケストラ部が友情出演して
いる。レパートリーはモーツァルトからベートーベンまで、なかなか幅広いらしい。
具体的に何の曲だったのかが気になるところ。分かればクラシック板さんに解説を
お願いしたいw
決勝戦、前年優勝校と対戦した豆の木はホームランの一発に泣く。ホームランだけは
バックの援護では防げないのだ。「わしらは栄冠とか優勝とか、そんなもんに輝か
なくてもいいんだな」とポーズを取りながらも、「もはや守備不能‥」と打球の行方を
追うナインを「しかし、なかなかいい夏だった」と微笑んで見守る教頭先生と広岡監督。
少女漫画として読者を今なお引きつけるとともに、高校野球漫画としても第一級の
作品である。

261 :懐かし漫画板・野球総合板 合同企画 5/10:2005/04/11(月) 21:57:37 ID:PR8iZctS
*・゜★・*。.:・゜☆.。. 懐かし祭り「ノスタルジー再上陸作戦」 発動中! .:・゜☆.。.*・゜★゜・*

【春のセンバツ記念 高校野球漫画シリーズ】
 「紀元2600年のプレイボール」 大和和紀 作 単行本全5巻

 高校野球大会の前身、全国中等学校野球大会を描いた人情野球漫画。
 昭和十四年、中等学校四年生の青葉竹千代の前に、母の実家からの
使者が訪れる。亡くなった先代当主の伯父に代わりに、青葉家を継いで
欲しいというのだ。しぶしぶ出向いた竹千代が見たのは、時代錯誤も
はなはだしい、維新から取り残された人々だった。

 大和氏お得意のコミカル調で始まった物語は、日本中が注目する
学問所(学校)にしようと竹千代が野球を導入したことから、スポーツ
漫画へと趣を変える。
 個性豊かな仲間たちと、騒動を繰り広げながらも勝ち進んでいった
竹千代だが、時代の波は彼らをも翻弄し呑み込んでゆく。・゚・(ノД`)・゚・。

「紀元二六〇〇年の甲子園を 夢みた若者たちは そのまま雲の中に
わけいって いったのかもしれない」のモノローグが、心に染み入る
秀作である。

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