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第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-022

1 :清き一票@名無しさん:2005/04/23(土) 01:12:35 ID:gbAxyCIQ
各板の応援・支援・宣伝はこちらでどうぞ。

<公式サイト>
http://bbsvote.kakiko.com/2ch.html        http://plum.s56.xrea.com/2ch.html
http://www.geocities.jp/bbsvote_2005/2ch.html http://6419.net/bbsvote_2005/2ch.html 他

<関連リンク>
運営スレ http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/vote/1113234133/
雑談スレ http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/vote/1114178979/
愚痴スレ http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/vote/1112846913/
長文スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/shop/93/1109668708/

前スレ(021) http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/vote/1113972666/

330 :■ ギャルゲ板入場SS 1/4 ■:2005/04/24(日) 00:58:56 ID:0nfEcZPi
 爆弾(しえん)の最終調整をしながら、私は『その時』に備えていた。3月の始めに、見切り
 発車状態で始められた、第二回全板トーナメント。
 しょーもない企画だ、参加しても疲れるだけだからやめなって、両親や友達は言った。
 それでも、私はこうやって、勝ち目の薄い試合に備えている。その理由は……。
「うわー、なんかPiaキャロとかすごい量になってるなー。全部で10レス分になってるし。
 にしてもこの『はにはに』ムービー、やっぱり神だよなー」
 高校の同級生の七志(ななし)くん。ちょっと抜けてる所もあるけど、実は前回の全板で
 鳴らした名選対。今回も悪友の軍師くんや爆弾久留真くん、陽水くんと一緒に選対をして
 るお祭り好きで……何かと私のことを手伝ってくれるひとだ。
 胸の中から生まれる、不思議な感覚。七志くんが傍にいると、妙に火照るというか、体
 の奥の方が、きゅうっと締め付けられるようで……何故か変に緊張してしまう。
 鼓動の高まりと、気恥ずかしさとを誤魔化すように、私は明日バラ撒く支援を作る手の
 動きを速める。自分たちの大好きなゲームの紹介や名台詞、好きなひとへの萌える思い
 を綴った手紙やイラストを、炸薬と一緒に一尺玉に詰める。
 秘められたメッセージは、導火線に火をつけて少しすると、極彩色の煌きと爆音とを
 めちゃくちゃに撒き散らしながら、仕掛け花火になって夜空を彩る。集票効果は前に比べ
 て衰えたけど、それでもやっぱり『支援』という爆撃は投票の華だ。

331 :■ ギャルゲ板入場SS 2/4 ■:2005/04/24(日) 00:59:08 ID:XDhbskAT
「彼女と水入らずで、今日も支援と格闘しているようですわね?七志さん?」
 女友達のアニメさんが突然登場してきた。後ろにはさくらさんや声優さんなど、萌軍の人
 たちに同級生の職人さんたち、対戦相手のハード・業界板のひともいる。
「ちょっ、だから何度も言ってるでしょ、七志くんと私は、別に何でもないんだって……」
「がちがちの顔で言われても……ってそっか、きっとこの後二人ホテルで(略)って妄想♪」
「このヤロー!七志お前いつからギャルゲタンとそんな関係になったんだよゴルァ!」
「のわ、キサマ芽依子様萌えじゃなかったのか?何俺のギャルゲタンまで狙ってんだよ?」
 全板で一緒に頑張っているみんなが一気に押し寄せて、途端に控え室が活気づく。
 板を越えた交流によって生まれたエネルギー。「好っきっとっかっ♪」なんて、冷やかし
 で歌う声優さんや、突発的騒乱に「ほぇぇぇ〜!?」と可愛く慌てるさくらさん。
 戦いの中で時にはぶつかり、時には協力して、同じ時間を共有してきたみんな。私が……
 ううん、臆病だった私を後押ししてくれた七志さんと、彼が作ってくれた友達。
 理屈や損得抜きにして、笑ったり、悲しみあえるひとがいる……それが、全板で頑張る理
 由、私がこうして支援を作っている原動力。
 はきはきした明るい性格が羨ましくて、だけどどうしても変わる勇気が持てなかった私が、
 一歩足を踏み出せたこと。引っ込み思案だった私が、みんなからのエールに励まされて、
 つたない支援を作って、自分の気持ちを少しずつ、開けるようになったこと。


332 :■ ギャルゲ板入場SS 3/4 ■:2005/04/24(日) 00:59:38 ID:0nfEcZPi
 私の周りでは相変わらず、みんなが騒ぎながら、支援作りを手伝ってくれてる。
「ただいま戻りましたわぁぁぁ!例のGGNvs萌軍投票の宣伝終わしてきたわよぉぉぉぉ!」
「ちょっとマテ七志、お前何どさくさに紛れてギャルゲタンの爆弾に自分の……」
「のぁぁあこらどけっ!はいギャルゲタンに差し入れ、さのばびっち、ばんごは〜ん♪」
「萌軍テンプレ弐号機、配備完了。N2爆弾も設置しておいたわ」
 えんえん続く、究極騒音の洪水とカオス。全板の前の私だったら、きっと不快に感じてい
 ると思うけど、今ではそんな、文化祭前夜の追い込みのような空気が楽しい。
 想いは、全てを変えていく。いつの間にか、(まだ少し緊張しちゃうけど)みんなと笑えて
 いる自分がいる。気付いたら、自分たちの勝利のためよりも、むしろ支援作りそのもの
 を楽しんだり、みんなとはしゃぐために頑張っているような自分がいる。
 ただ楽しむために。そして出来るならば、私たちが過ごすこの板を知ってもらうために。
 だけど……それでいいのだろうか。
 伝えたいことを伝える。遊べるだけ遊ぶ。それは大事なことだと思う。だけど、頑張って
 えんえん爆弾作りを手伝ってくれたみんなも、そういう気持ちなのか?
『たかが支援、祭りが終われば無駄になるし、何より今は支援だけじゃ勝てない』
 いつか別の同級生から浴びせられた言葉が一瞬よぎる。
 ……でも、構わない。今の私には思える。結果なんて関係ない、やれるだけやろうって。

333 :■ ギャルゲ板入場SS 4/4 ■:2005/04/24(日) 00:59:46 ID:XDhbskAT
「次の試合、勝てるかどうか分からないけど……でもできるだけ、頑張るから。みんなから
 元気も分けてもらいましたし、支援作りも手伝ってもらいました。とにかく今日は、勝ち負け
 を気にしないつもりで、今から行きます」
 超がつくほど緊張した。でも、自分自身に言い聞かせるつもりで、宣言する。
「えっと、そういうわけなので、七志さんも、皆さんも、今日はよろしくお願いします!」
「てめーらも、全力でギャルゲタンを援護だぞー……ってオレ!?つーかそれって告白!?」
 ギリギリの修羅場の中だからこそ、口を突いて出た彼の名前に、突然反響が沸き返る。
「ャヴァい、今の一言でフラグ立ったかも!」
「ルール違反だ!抜け駆けはなしってゆー俺達の約束はどーしたんだ七志!?」
「ゲームの中のような、とんだ恋の茶番ですわね。見ているこちらの方が恥ずかしいですわ」
 ただ名前を声にしただけで、あっという間に暴走するギャラリーたちに釣られて、私までな
 んだか、恋に落ちたように、胸がどきどきしてきてしまう。

『今日の試合は、ギャルゲー板、シベリア超速報板、ハード・業界板です。
 投票開始まであと30分を切りました、投票厨の皆様は、そろそろ準備に入って下さい』
 票と支援の準備と冷やかし合いを続けてきた私たちに、本部の放送が届く。
 所狭しと置かれた爆弾の中から、とっておきの一つを手に取る。本当は恋のウワサの的
 になり続けるのが、嫌だったからなんだけど。
 入場門に向かう。七志くんの悲鳴と、同級生や萌軍のみんなの声援を背に。
 場内アナウンスの中、私――ギャルゲタンは、投票所の光の中へ、一歩を踏み出した。

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